季節を味わう、やさしいミネストローネ

連載:とうちゃんと余白のごはん

今の時期に採れる、旬の野菜を使って季節を感じるミネストローネを。

使用する食材によって味はもちろん変わります。
冬には冬の味。夏には夏の味。

季節の食材を使うということは
毎回素材も味も変わるから、料理するのは難しい。
料理って簡単じゃないです。

だけど楽しいと思える感情が芽生えてくると、
少しずつ’’簡単’’と思えるようになったり、
面倒臭い感情が抜けていくように思えます。
おいしく、うつくしく料理できた時の嬉しさって、
言葉に表せない気持ち。

そのためにまず“すてきな食材”を見つけること。
それって何?どこにある?
例えば、スーパーじゃなくて、
近くの産直で野菜を買ってみる。
ファーマーズマーケットというのもある。
(Googleで検索してみてね。)
生産者から直接買えるかもしれない。

“すてきな食材”というのは、
単に美味しいだけじゃなくて、
どんな人が作ったとか、どこで買ったとか、
モノの背景が浮かんでくるような、
そんな食材だと思う。

“季節野菜のミネストローネ”のつくり方

材料
(3〜4人分)

白菜 1/8個 
かぼちゃ 1/8個 
白ネギ 1本 
人参 1本 
菊芋(あれば)3個 
大根 1/4本 
じゃがいも 1個 
かぶ 1個 
カリフラワー 1/4個 
塩 2つまみ 
胡椒 少々 
オリーブオイル 大さじ2        
水 材料がひたひたになるまで

野菜は大きさがバラバラです。
目安として、それぞれの野菜を切った時に、
自分のこぶしの大きさ半分くらいの量を目安に。
切った後の野菜がそれぞれ同じくらいの量になるように
目指してみましょう。

①野菜をカットする

1cm角くらいの大きさくらいになるように全ての野菜を切る。
※皮付きで大丈夫です。

②野菜を炒める

野菜を入れて炒めていく。
野菜を全て入れ終わったら塩を2つまみほど入れる。
(塩分は個人差があるので、塩を少しづつ入れて美味しいなと思うまで入れてみてください)

③煮込む

野菜がしんなりしてきて、鍋底にこびりついてきたら、ひたひたの水を入れ、沸騰直前になったら弱火にして30分ほど煮込む。

④仕上げ

オリーブオイルと黒胡椒をかけたら完成。

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この記事に関わったTOCHANSは...

上谷 朋大

料理家/愛妻家

三重県亀山市、ひのめオーナーシェフ。 各地でこども料理教室を開いたり、教育機関にて授業や講演を行う。 大の相撲好きであり、長渕剛の熱烈なファンである。 2024年第1子誕生。

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