【#4】とうちゃんとお金
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【連載】たにっちのとうちゃんとお金コラム

みなさんこんにちは!
お金を整え、
人生の余白を創り出すサポートをしています。
ライフコスト・コンサルタントの
谷 充弘(たにっち)です。

新生活がスタートする4月。
新しい部署・新しい仕事
新しい学年・新しいクラス
我が家も長女が6年生、長男も高学年となり
それぞれが新しい環境へ一歩踏み出しています。
父ちゃんとしては、なんだかあっという間。
改めて時間の流れが早いなぁと実感しつつ、
2度と戻ってこない時間を大切にしたいな
と思う小春日和の今日この頃です。
さて、今回のコラムは
・家計簿ツールの選び方
・家計簿の続け方
この2つをテーマにお話をしていきます。
コラムNo.3でお伝えした
“ミニマム・ライフコスト”
▼前回の連載はこちら▼
ミニマム・ライフコストを知ることで、
お金の余白が生まれます。
お金の余白が生まれると、
時間の余白を創り出すことができ、
お金と時間の余白は心の余白に繋がります。
そんなミニマム・ライフコストを出す為に必要なのが
”家計簿”
まずはどんな家計簿を選んだらいいのか?
そんな疑問からお話をしていきます。
家計簿を選ぶ2つのポイント

早速結論から。
家計簿を選ぶ際、
大切にしてほしい基準が2点あります。
1つ目は“シンプルな家計簿を選ぶ”
2つ目は“自分の「使いやすさ」を最優先する”
まず、1つ目の“シンプルな家計簿を選ぶ”理由。
それは、ズバリ”続けやすい“から。
ミニマム・ライフコストを出し、
お金の流れを知るためには、
最低3ヶ月分の家計簿データが必要になります。
なので、家計簿を“続ける”ことがもっとも重要。
1円単位までの正確な家計簿よりも、
家計簿の習慣が身につくまでは、
多少の抜け漏れがあっても良いので
“続ける”を最優先するために、
できるだけシンプルな家計簿を
選んでもらえたらと思います。
具体的には
家賃・光熱費・通信費・交際費・交通費・食費
お小遣い・ローン・サブスク代・保険代
などなど
このようにたくさんの項目があると、
つけ始めの気合いが入っている時はできても、
だんだん細かくて家計簿をつけることが
めんどくさく感じはじめ、
だんだん続けることが
できなくなってしまいます。
一方、シンプルにカテゴリーを
投資・消費・浪費・固定費
この4種類ぐらいに絞って分けていくと、
簡単なので心理的ハードルは下がり、
めんどくさい気持ちが感じにくくなります。
まずは、家計簿を続けやすい
環境にすることが何よりも大切です。
2つ目は、“自分の「使いやすさ」を最優先する”理由。
お伝えしているように、
まずは続けることが第一優先。
なので、家計簿のツールも
自分の続けやすさを
とことん追求して選びましょう。
ここでは、3つの家計簿ツールをご紹介します。
①手書き家計簿派
家計簿の王道でもある手書き家計簿。

●メリット
・自由度が高い
・種類が豊富
(本屋へ行くとたくさんの
家計簿ノートが売っています)
・手軽に始められる
●デメリット
・持ち歩きが少し不便
・どこかにしまい込んでしまいがち
・集計など自分で計算する必要がある
②スマホアプリ派
とても便利な機能もたくさんスマホアプリ家計簿

●メリット
・常に持ち歩ける
・写真で記録できる便利など機能がたくさんある
・集計が自動
●デメリット
・自由度が低い
(ある程度使用方法が事前に決められている)
・有料のものもあり固定費がかかる
・多機能の場合は使いこなせるまでに時間がかかる
③Excel or スプレットシート派
自由度が高く、使い方次第ではとても便利

●メリット
・自由度がノート同様に高い
・自動計算設定ができて楽
・クラウドで記録できどこからでもアクセスができる
●デメリット
・PCやタブレットが必要
・シートを開くまでの手間がある
・スマホでも開けるが記録しづらい
あなたが今のライフスタイルで
1番使いやすそうなものを、選んでみましょう。
実際に1週間程試してみるのもオススメです。
ちなみに、ぼく自身はスプレットシート派。
日常的にiPadを使っているため、
いつでもすぐに入力ができるようにしています。
また、
今までたくさんの方のコンサルを経験した中で
仕事など日常に的にPCを使われている方は
Excel&スプレットシート派の方が多く、
「仕事を始める時ラップトップを開いたら
まず家計簿を開く」というパターンで
習慣化された方がたくさんおられました。
「デジタルツールがしっくりこない」
「デジタルはちょっと苦手意識がある」
という方は、
手書き派の方もたくさんいらっしゃいます。
朝の家事が終わった後や夜寝る前に
日記と共に家計簿を書くというパターンで
習慣化に成功されている方が多くおられました。
その中で、続けられる工夫として
“お気に入りのノート“で
家計簿をつけるという方も多くオススメです!!
そして、スマホ派の方は
今まで使っていたアプリをそのまま使う方や、
シンプルなアプリをダウンロードして
買い物をした後、すぐにスマホにメモをする。
というパターンで毎日家計簿を
続けられている方が多くおられました。
(オススメのシンプル家計簿アプリをこちらにご紹介しておきますね。)
▼たにっちおすすめ家計簿アプリはこちら▼
https://moneynote.komorebi-apps.com
家計簿の続け方

家計簿ツールが決まったら、
次はどうやって続けるか。
家計簿を習慣化する方法をご紹介します。
実は、ぼく自身家計簿を続ける習慣が
身に付かずに苦労をしました。
「めんどくさくて続かない」
「大切だと思っているけど続かない」
「やる気が出ない」
そんな方にオススメの7つの習慣化方法から
特にオススメの3つをお伝えします。
家計簿を続けるための7つの方法
・完璧主義を手放す
・モチベーションを捨てる
・環境を整える
・30日間チャレンジ
・日常の〇〇と一緒に
・他人の目を利用する
・ご褒美を作る
特にオススメの3つ
①完璧主義を手放す

まず、はじめは家計簿を完璧につけようと思う気持ち。
これを手放してください。
ぼく達は家計簿のような
数字のハッキリと見える化されたものに対しては、
「きっちりしなければいけない」
という心理が働いてしまいます。
とても良いことですが、
“家計簿を続ける”という視点では、
重荷になってしまいがちです。
家計簿をつける=1円単位までちゃんとつける
を手放して、
まずは、完成度60〜70%でOKを出す。
きっちりつけないといけない意識を手放し、
合格点を下げることで
100点満点を取らないといけない
プレッシャーを取り除き、
100点以下は不合格ではなく、
60点70点取れれば合格にする。
こうしてハードルを下げることで、
多少抜け漏れがあっても続けやすくなります。
「そんな曖昧な家計簿でいいの?」
と思われるかもしれませんが、
最初のうちは”続ける“が第一優先。
家計簿の習慣化が成功し、
続けられるようになったら家計簿の精度は
自動的に上がっていくので大丈夫です。
②環境を整える

ぼく達は往々にして
環境に左右されやすい特性を持っています。
その特性を利用して、
家計簿を習慣化するのもオススメです。
時間と場所。この2つを整えることで、
習慣化の成功確率はグンっと伸びます。
まずは時間。
同じ時間に同じ行動をする。
これを意識して家計簿を繰り返しつけてみる。
そうすることで、
◯時は家計簿をつける時間と
無意識の中に刷り込まれていきます。
次に場所。
時間と同じように、同じ場所で同じ行動をする。
例えば、リビングの椅子に座ったら
家計簿をつける。
この行動を繰り返すことで、無意識の中に
場所と家計簿をつける行動を
紐付けすることができます。
この時間と場所を決めて
「朝7時にリビングで家計簿をつける」
という環境を整えていくと気合を入れずに
続けられる確率が大幅に伸びていきます。
③ご褒美を作る

最後は、ご褒美。
これは、1ヶ月家計簿をつけられた時に
自分で自分のことを褒めてあげるための方法。
先ほどのモチベーションパワーとは違い、
目的を設定して定期的に取り入れていくことで、
続けるエネルギーが燃え尽きることなく
続けられます。
1ヶ月続けたら〇〇をご褒美にする。
このご褒美の中身は自由ですが、
モノではなく”体験“にするのがオススメ!!
例えば、
・有給を使って行きたかった海辺のカフェにいく
・お気に入りのカフェで
ゆっくり好きな本をとことん読む
・温泉に行ってゆっくりと過ごす
・家族で思いっきり遊びにいく
・美味しいご飯を大切な人と食べにいく
心がワクワクして、
次の日から楽しく過ごせる力が
充電できるようなことを
ご褒美として設定してみましょう。
これを毎月考えながら「来月は何をしよう?」
とワクワクする思いを巡らせると
家計簿も楽しくなっていきます。
そして、自分のやりたいこと。
これを実際にやってみることで心が満たされたり、
本当に自分がやりたいことを
より純度高く見極めることができていきます。
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した中で、あなたが「良さそう!」
と思ったことを取り入れてみて下さい。
家計簿を続ける習慣を手にし、
お金から自由になり、
人生の余白を手にする
一歩を踏み出していきましょう!!
他にももっと知りたい、実践してみたい!
と思った方はよければ僕が発信している
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次回は、
「人生の余白を見つける家計簿の付け方」
と言うテーマで具体的な家計簿の付け方と
人生の余白の見つけ方を
お話しできればと思います。
それでは、また次回お会いしましょう!
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