【#12】とうちゃんとお金
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【連載】たにっちのとうちゃんとお金コラム

みなさんこんにちは。
お金から自由に!をサポートしている
ライフコスト・コンサルタントの谷 充弘です。
2025年も
もうすぐ終わりに近づいてきましたね。
とうちゃんとコラムも
今年最後の投稿となりました。
今までいろんなお金や
子育てのお話をしてきましたが、
今回は原点というテーマで
お話ができたらと思います。
お金って何だろう?

ぼく自身、今はお金に関して学び続けながら
お金から自由になる方法を
たくさんの方にお話しています。
その原点となったのは、
お金に振り回されている人生に
気づいた瞬間でした。
20代〜30代前半まで、
ぼくはお金があれば幸せになれると
心の底から信じていました。
これは、半分正解で
半分間違っていたように思います。
お金は確かに、
今の社会を生きる上でとても重要なモノ。
しかし、それに偏りすぎると、
お金の魅力にのまれ自分を見失ってしまいます。
お金がまったくない状態は
不自由を感じる瞬間があり、
たくさんあった方が選択肢が多くなり
より自由に生きられる。
ぼくが生まれた環境では、
三代に渡りお金に振り回され、
決して裕福な暮らしではない家庭でした。
そんなこともあって、人よりも強烈に
「お金=幸せ」
だと思っていたのかもしれません。
でも、パートナーができ、子ども達を授かり、
その感覚に違和感を感じ、
これまでにお話してきた方法を使って、
お金から自由になりつつあります。
「お金だけがたくさんあっても幸せにはなれない」
お金というのは、
幸せになるために必要な道具ではあるけれど、
それだけでは本当に望んでいた幸せを
手にすることはできない。
そう今は思い感じています。
時間と後悔

お金から自由になることは、
大金持ちになることでもなく、
十分な資産を持つ事でもなく、
お金に囚われない事だと思います。
必要十分なお金はいくらかを知っておく事で、
「もっと稼がなきゃ」
「もっと貯金しなきゃ」
という強迫観念が漂う霧の中から
一歩抜け出すことができます。
必要十分な環境を作り上げる事で、
「もっといいものが欲しい」
「もっと最新のものが欲しい」
というマーケティングの罠を見極め
回避することができます。
人の幸せとはみんな違います。
ぼくは昔、お金をたくさん持つことや
モノをたくさん持つことによって、
見栄を張り、周囲より優越感を感じることで
一時的な高揚感を得ていました。
心や感情を抑え、
我慢して周りの評価や賞賛が欲しくて、
すべてを犠牲に仕事をしていました。
しかし、最終的に残ったのは
「虚しさ」
でした。
もし、あのまま変わらずに生きていたら、
すべてを失っていたと思います。
ゾッとします。
ぼくがこの1年間お話してきたこと。
それは、ぼくのような
後悔を残す人を少しでも減らしたい
という思いを持ってお話をしてきました。
ぼくは、後悔をしています。
「もっと子ども達と過ごす時間を
作れたらよかった」って。
でも、もう時間は戻すことができません。
お金はいつか取り戻すことはできるけれど、
時間はそうはいきません。
なので、ぼくは後悔をしないように
今生きるようになりました。
ほんと途中で気づくことができて
よかったと思います。
期限が決まっていること

ぼくが今、可能な限り家族と過ごす時間を
大切にしているのは、
ともに過ごす時間が期間限定であると
気づくことができたからです。
収入が減ってでも、必要十分の収入だけ働いて
その他の時間は、
「本当に大切にしたいこと」
に使っています。
実際に勇気が必要でした。
不安もありました。
でも、実際行動に移してみると
「本当の幸せ」
を感じられるようになりました。
何気ない瞬間に尊さを感じ、幸せを感じる。
昔は見逃していた出来事に
幸せを見つけられる力がついてきた感覚です。
これは子育て以外でも同じで
ぼく達には「期限」が存在していて
命もまた期限があります。
長い時間であればあるほど
ぼく達は錯覚を起こして
「ずっと続く」と疑いなく思い込んでしまいます。
でも、必ずすべてに期限はあります。
やりたい事にも期限があります。
ぼく達の期限の最後の最後に慌ててしまっても、
もう遅い。
そうならない為に
後悔をしない為に
「期限」
を意識することは
大切な気づきを与えてくれます。
10の後悔

最後にぼくが好きな本
「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」
にこんな言葉が載っていました。
人が死ぬときに後悔することベスト10
・本当にやりたいことをやらなかったこと
・健康を大切にしなかったこと
・仕事ばかりしていたこと
・会いたい人に会いに行かなかったこと
・学ぶべきことを学ばなかったこと
・人を許さなかったこと
・人の意見に耳を貸さなかったこと
・人に感謝の言葉を伝えなかったこと
・死の準備をしておかなかったこと
・生きた証を残さなかったこと
昔のぼくは全部当てはまっていました。
あなたはこれを読んで
当てはまることはあるでしょうか?
人は最期に
・もっとお金を稼げばよかった
・もっと資産を増やせばよかった
・もっと大きな家に住めばよかった
と後悔する人はいない。
すべて、お金やモノ以外のことに対して
後悔をしてしまいます。
必死でお金を稼いでも、
いくらお金を残せても
それは、最期には何も生み出さず
自分にとっての
価値もないに等しくなっていきます。
幸せに生きるとはどういうことなのでしょうか?
お金とはいったいどんなモノなのでしょうか?
その答えは、
きっとあなたにとって
「本当に大切に思えること」
「本当にやってみたいこと」
にあると思います。
その答え合わせはきっと
最期の最後にわかることなんだと思います。
お金から自由になる。
それは、お金をたくさん稼ぎ、持つ事ではなく
大切なものを大切にして
時間とお金を本当に大切なことに使い
生きていくことだと思います。
今年1年、ぼくの拙い言葉を読んで下さり
ありがとうございました。
少しでもあなたの人生に
幸せを広げるヒントになっていたら
とても嬉しく思います。
愛と感謝を込めて。
ライフコスト・コンサルタント
谷 充弘
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