【#11】とうちゃんとお金
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【連載】たにっちのとうちゃんとお金コラム

みなさんこんにちは、
ライフコストコンサルタントの谷 充弘です。
さて11月に入りましたね。
この時期、我が家では、
お米の収穫が無事終わって、
運動会を楽しんで、
衣替えをして、
次の季節の準備をしています。
2025年も、もうあと2ヶ月を切りました。
冬休みが目の前ですね。
子育てをしていると、
流れる月日はあっという間に過ぎていくなぁ。
と冷たくなる外の風を感じながら思っています。
そんな中、今回は前回のコラムからお話していた
「長い視点」と「子育てと時間とお金」
今回は、お金と子育てのバランスをどうとっているのか
そんなお話をしていきたいと思います。
矛盾する2つのバランス

前回のコラムの中でお話した
「今この瞬間を味わう大切さ」
ぼく達大人は
ついつい将来への不安に引っ張られ、
期間限定で取り戻すことのできない
「子育て」の時期を後回しにしてしまいます。
子ども達の
「今この瞬間の楽しみ」
に浸っている笑顔に、
小さく純度の高い「豊かさ」が
詰まっているように感じています。
「この笑顔を守りたい」
そう思うからこそ、
将来へ向けてお金をどうするかを再び考える。
今この瞬間を大事にしながら、
将来について考える。
この矛盾とも思える2つの捉え方は、
どちらも大切です。
どちらかに偏ってしまうと、
何かを犠牲にしてしまいます。
大切なのは「バランス」
そして、長期的な視点で考えていくことが
重要だと思っています。
お金というモノの価値

その長期的な視点とは
人生全体を通した視点(約100年)のこと。
あなたの人生が100年だとして、
今どの地点にいて、
これからどんな年月を過ごしていくのか。
これを想像する視点を持ってみて下さい。
例えばぼくの場合は、
40歳なので、人生の半分のちょっと手前。

ここに、子育ての期間を入れるとこんな感じ。

子ども達が成人し旅立つであろう時期は
だいたい10年後。

ここに、
その時期にお金が必要なタイミングを入れてみると
こんな感じになります。

ここで、少し想像してみてほしいのが
①80歳になった自分
②50歳になった自分
③今の自分
④30歳の自分
まず①人生の終盤では、
お金の価値は
それほど高くない状態になっていると思います。
これは、前回のコラムでも少しお話した
人生の最期を迎える方達と
関わる仕事をしていた経験や
世界的ベストセラー
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
「DIE WITH ZERO 」
などでも語られているように、
お金は、年齢を重ね、体力や気力の低下と共に
その価値が下がり、
最後にはあまり大きな価値を持たない
モノになっていきます。
人生の終盤、いくらお金がたくさんあっても、
その使い道はかなり絞られていきます。
②はぼくの場合、
子ども達が成人し、
自分達の世界へと旅立っていく時期。
この時期は、子育てを終えて、
自分の持つ時間が増え、
ミニマム・ライフコストも極端に下がり、
余白がたくさん増える時期。
体力や気力もまだあって、
何か新しい挑戦ができる時期でもあります。
この時期のお金に対する価値観は、
長い人生においては成熟した思考や
たくさんの経験を基に、
自分にとって、より価値のある
お金の使い方ができる。
お金を自分のために
最大限活用できる時期になります。
③はぼくの場合、
今この瞬間(40歳)の自分です。
これから子ども達が
自分の世界を見つけ、
作り上げていく時期に入ります。
今までは、親と子どもで過ごしていた世界から、
友達や仲間と過ごす時期が多くなり、
少しずつ共に過ごす時間が減り、
自分の時間が増えていきます。
一方で、子ども達がこれから進む道を
応援するお金(教育費)が
だんだん必要になる時期でもあります。
この時期は、
ミニマム・ライフコストが最も大きくなる時期。
それは約10年間程の期間です。
④は子ども達が生まれてきてくれた時期。
この時期は、収入がたくさんはなく、
一番お金に対する不安が
生まれる時期でもあります。
でも、焦る必要はなかったなと今では思います。
高校・大学と一番お金がかかると
言われている時期は、
まだ先の15年後移行の話。
ここでミニマム・ライフコストを割り出し、
そこから見えたお金の余白と
自治体から出ている子ども手当などを
毎月コツコツと手堅く資産形成をしていくことで、
まとまったお金を作ることができます。
お金の価値も重要だと考える時期ですが、
一生に一度の子育ての時期でもあり、
一生の思い出がたくさんできる時期。
ぜひ、お金の余白を時間の余白に交換して、
共に過ごす時間を
たくさん作ってもらいたいと思います。
人生全体と今とこれから

このように人生を俯瞰してみてみるとわかるように
・お金が必要な時期
・お金に余白が生まれる時期
・お金の価値が下がる時期
があります。
そして、人生の最期は
お金が必要とは思わなくなります。
少し想像ができましたでしょうか?
人生全体で見てみると
お金が必要な時期とそうでない時期があり、
波があります。
その波を捉えることで、
お金の不安を少なくすることが可能です。
80歳では、最低限の生活ができていたら十分。
できたら、生きがいを持てる何かを持ち、
いきいきと暮らしていきたい。
そこには多くのお金は必要でなく、
残りの時間とたくさんの余白時間を大切にする。
50歳では、その生きがいを見つけ挑戦する時期。
もし、愛する家族が困っていたら、
お金と時間の余白を使って
愛を持ってサポートをし支えになれる時期。
子育ての時期が過ぎると、
お金も時間も余白が生まれていきます。
今は苦しくても、
その先が見えていると落ち着いて物事を観察し、
考え、決めることができていきます。
お金は道具であり
その価値は、変化し最後には0に近づいていく。
お金は取り戻すこともできるモノ。
しかし、時間は取り戻すことができない。
子育てという期間限定の時間は、
生涯の中で間違いなく
大きな思い出を与えてくれます。
しかし、かつてのぼくは
そのことに気づくことができていませんでした。
それは、お金のことで頭がいっぱいだったから。
お金の不安と将来の不安が頭を占領し、
目の前の満面の笑顔を見逃して
今この瞬間の幸せを見逃していました。
お金は大切です。
決して、ぼく自身も
裕福というわけでもありません。
ただ、時間というものは
もっと大切だと感じています。
もし、お金の不安が頭を占領してしまったら
ミニマム・ライフコストを確認して
人生全体の流れを想像してみて下さい。
そこに不安を減らすヒントがあるかも知れません。
そして、そこから見える
「今大切にしたいこと」
を大切にするにはどうしたらいいのか?
そんなことを考えるきっかけになれたらと思います。
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