

食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わる
日々の食卓で、子どもと交わす会話。
「これ、だれが作ったの?」
「どこで採れたの?」
そんな問いかけに、
私たちはどれだけ答えられるでしょうか。
アメリカ・カリフォルニア州バークレーで、
「地元の食材で、丁寧に作られた料理を、ゆっくり味わう」
そんな“あたりまえ”を
レストランから社会へと
広げてきた女性がいます。
彼女の名は、
アリス・ウォータース。
今回上映する本作は、
彼女が起こした“食の革命”と、
それが教育・環境・地域へと
広がっていく軌跡を追った
ドキュメンタリーです。
何を選び、どう食べ、どう育てるか。
その一つひとつが、
これからの暮らしをつくっていく。
映画を観て、味わって、語り合う時間を。
遊観でお待ちしております。
■ 上映日時
※2025年6月〜朝晩2回上映を開始します!
2025年6月27日(金)
①9:00~上映開始
②18:30〜上映開始
(各回終了後は
感想シェア会を行っております※自由参加)
■ 会場
遊観(正観寺山門 2階)
徳島県海部郡牟岐町中村奥前38
※駐車場あり/アクセス:こちら
■ 参加費
大人:1,000円
小中学生:500円
※ドリンク販売あり
※3階はフリースペースとして開放。
小さなお子様連れでも
安心してご参加いただけます。
■ お問合せ
info@tochanto.com
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。
■上映作品について

『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
(66分/2024年/監督:田中順也)
1971年、カリフォルニア州バークレーに
アメリカで初めて、
地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店
「シェ・パニース」が開店した。
旬を生かした料理と
気取らないあたたかさで客をもてなし、
予約の取れない人気店となった
「シェ・パニース」。
その在り方はのちに
「地産地消」
「ファーマーズ・マーケット」
「ファーム・トゥ・テーブル」
というコンセプトに発展し、
世界中で知られるようになる。
そんな「シェ・パニース」の
オーナーシェフの名前は、
アリス・ウォータース。

半世紀をかけて、
世界中の料理人と教育者に影響を与え、
「オーガニックの母」
「おいしい革命家」
と呼ばれるようになった。
2023年、アリスの集大成となる書籍
『スローフード宣言―食べることは生きること―』
(海士の風)の出版1周年を記念して、
著者来日ツアーが開催された。
アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、
大地の守り手である生産者、料理人と
触れ合っていく。

そこで語られる力強い言葉と、
彼女のまなざしが
日本の「美しさ」を浮き彫りにする。
日本、そして彼女の拠点である
カリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、
「おいしい革命」の探求へと向かう。

未来につなぐための映画は、
きっとあらゆる人の食卓を変えていく。